「知」の書き方について
簡単なようで、そうでもない「知」という字にの書き方について。
ポイントは下記の3点です。
- 3画目を2画目より短く書く(中心線に対して短いという意味)
- つくりの「口」の開始位置は3画目の隣から
- 偏の高さに対してつくりの位置は中央にくるようにする
「和」「私」「仁」といった字も偏の高さに対して、
つくりは中央にくるように書くといいようです。
「𠆢」ひとやねの書き方
「会」「合」「今」などの「ひとやね」の書き方について
簡単なようで難しい「ひとやね」。
ちょっとしたテクニックがあります。
まず、交わる部分の角度は「90°」
角度?細かい!!と思われる方もいると思いますが。
重要なんです。
私も最初は「なんて細かいんだ」と思いましたが、
先生に教えられた角度を覚えて、意識しながら書くと上達が早いです。
そして左の払いより右の払いをが少しあがるように書く。
この2ポイントを頭に入れて書くとうまくいくと思います。
「古典の香りがする物がいい」毛筆書写検定について
私は中学生くらいから、書写検定の1級をとることを目指していました。
当時の先生と、今習っている先生は違う先生なのですが
今習っている先生は検定の指導では有名らしいです。
その今も習っている先生に教えてもらったのが
検定では「古典の香りがするものが好まれる」という事。
小学校から成人するまで習っていた先生から、聞いたことがなかったので
ちょっとびっくりした記憶があります。
1級にでてくる楷行草や漢字仮名まじり文の対策として
古典の臨書をする事ををオススメします。
楷行草の場合
楷書は「九成宮醴泉銘」
行書は「蘭亭序」
草書は「書譜」を勉強しました。
漢字仮名まじり文は「和漢朗詠集」
ここの挙げたものは参考ですが、先生のお勧めだったので確実かと思います。
草書は「十七帖」でもいいかもしれません。
勉強している方の参考になると嬉しいです。
筆耕の仕事に応募した話
書道を25年もやってるってことは
やっぱり文字を書く事が好きなんです。
いつからか文字を書く事を仕事にできたらいいなと思うようになりました。
「筆耕」という仕事があることは知っていましたが、募集がなかなかないんです。
去年、某有名百貨店で筆耕を募集していたので、応募してみました。
応募には履歴書と作品が必要でした。
作品は宛名書きを送りました。
コレです↓
ちなみに下敷きの作り方は、きっこさんのブログを参考にさせていただきました。
書類審査が通り、面接までいったんですが
面接がぜんぜんダメダメで、緊張しすぎてきちんと話すことができませんでした。
結果は不合格でしたが、今ではいい経験ができたかなと思っています。
百貨店の筆耕室なんてなかなか見れませんよね。
面接後に実技試験があって、筆耕室で字を書いたんですが
そこで使われていた筆ペンも「ぺんてる」さんの筆ペンでした。
先日もネットで在宅の筆耕を募集している会社があったので応募してみましたが
音沙汰なし…
これはもう、自分でやるしかないのかなと思い始めています。
超ミニ掛け軸を作ってみた
雑草までかわいく見える「超ミニ盆栽」の世界がスゴイ! - NAVER まとめ
超ミニ盆栽を知ってからずっと作りたいと思ってた
超ミニ掛け軸を作ってみました。
大きさは、一般的な掛け軸の20分の1です。
画材屋さんで「日本の色」という折り紙と、和柄の紙を買って材料にしました。
製作時間は計ってないけど、1時間はかかってないと思います。
楽しかった!