ペン字は暗記!きれいな字の書き方を研究するブログ

書道歴28年の私がきれいな文字の書き方を研究します。ペン習字研究会会友です。

「為」という字の書き方について

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先月の課題です。

ここから先生に添削された文字「為」をとりあげます。

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赤線がポイントです。

2画目のはらいの起筆を基準として

3画目、4画目と点の位置が赤ラインを超えないように書く!そうです。

 

ちなみにこの「為」は10回以上書き直しました。

ぜんぜん書けないので赤線をひっぱてから書いてみました。

難しいけど、頭にいれておくといいと思います。

 

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「ふでDEまんねん」という万年筆を買ってみた

古典の臨書課題に万年筆を使ってみたいと思って

東急ハンズでみつけた「ふでDEまんねん」という万年筆を買ってみた。

↓コレです。

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画像はセーラーさんの公式サイトから

http://www.sailor.co.jp/lineup/fountainpen/11-0127-2

 

ペン先が55度曲がっていて、ねかせれば太字、立てて書けば細字というもの。

ということで比べてみました。

 

つけペンで書いたもの

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↓「ふでDEまんねん」で書いたもの

ふでDEまんねんで書いたもの

藤原行成「白氏詩巻(はくししかん)」の臨書

 

線の切れ味はやっぱり「つけペン」のほうがいい。

でも、「ふでDEまんねん」は線の太い細いがとても出しやすい。

つけペンだと、紙にひっかかったりインクが多すぎたりする事もあるけど

「ふでDEまんねん」の場合は滑らかに書ける。

とにもかくにも書いていてとても楽しい筆記具です。

 

「ふでDEまんねん」を使って作品を提出してもいいという先生の許可がでれば

ぜひ愛用していきたいと思う。

 

ただ、ネーミングとデザインがダサイと思っていたら

↓こーいうスタンダードなデザインの物もあるみたい。

プロフィットふでDEまんねん | セーラー万年筆 |公式ウェブサイト

 

これは余談ですが

先日友人の結婚式の二次会に行ったとき、お祝いのコメントを書くのに

会場の提供したボールペンが書きにくくて四苦八苦していたら

同じテーブルに座った女性が、かばんから万年筆をだしてさらっとメッセージを書いていたのがとても素敵だったので

万年筆いいな!と思ったのも今回万年筆を買った動機のひとつ。

 

その女性は筆が苦手なので、記帳する時などに自分の万年筆を利用されるとのこと。

いやーかっこよかった。

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楷書といえば九成宮

ちょっと前に習字(毛筆)の先生からだされた宿題がハードでした。

九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の臨書。

↓これだけ書くだけで3時間はかかりました。

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ピリっとした楷書を書くと気持ちがいいものです。

以前ブログで紹介した江守先生の本も、九成宮醴泉銘を元にしているとのこと。

楷書のお手本としてオススメです。

 

ペン字常用漢字の楷行草

ペン字常用漢字の楷行草

 

福という字について

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今回はこちらの課題から。

掲示文でございます。

(筆記具はコピック)

 

手直しするべき字は多々ありますが

自分でずーっと書きにくいと感じていた「福」という字を改善したいと思います。

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Beforeの字が特別おかしいってことはないんですが

お手本と見比べるとやっぱり違うんです。

 

つくりの「一」「口」「田」の特に「一」と「口」を直してみました。

「一」を長く「口」の幅を短く書くとうまくいくようです。

付けペン用のインクについて その2

前回付けペン用のインクについて記事を書きました。

 

証券用と製図用の違いがよくわからなかったので

「具体的にどう違うのか?」を

PILOTさんに問い合わせをしてみました。

 

以下回答です。

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お問合せについて(証券用インキと製図用インキ)、

 

いずれも、黒色水性顔料インキという点では、同じ分類に入ります

が、主な違いは次の通りです。

 

証券用インキ = 製図用インキよりは濃くなく、乾きが少し早い

製図用インキ = 証券用インキより濃く、乾きが遅い

 

とはいえ、現代では烏口やインキで製図をする場面も希少になり、

実際のところ製図にどのくらい特化しているものかはよくわかりま

せん。

なお筆跡の光沢の相違は意図的に差を付けたわけではなさそうです。

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主な違いは「濃度」のようです。

乾きが早いほうが私としてはありがたいので

証券用を愛用していこうかなと思います。

 

付けペン用のインクについて

ペン字では筆記具選びがとても大切です。

太い細いを表現したいときは、付けペンを使用しています。

 

たとえばこんな作品。

かな等の太い細いを表現したい作品は、付けペンを使います。

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内容:山深み 春とも知らぬ 松の戸に たえだえかかる 雪の玉水

新古今和歌集 巻一 式子内親王

 

いつもPILOTさんの製図用インクを愛用しておりまして

そろそろインクが切れそうだな~と東急ハンズにいったときに

製図用ともなんにも書いていないインクが売っていたので、買ってみました。

(左端のインクです)

しかも製図用インクは通常500円(税別)。買ったインク(※写真の左端)は400円

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安さにつられて買ったわけですね。何も考えず。

早速、使用してみたところ…にじんじゃいました。

よくよく説明を読んでみたら、「万年筆用」ってちゃんと書いてありました。

※たまたま、所属しているペン字の会指定の紙がにじむだけで、他の紙ならにじまない可能性もあります。

 

その後、私の尊敬するペン字の先輩が「証券用」を愛用されていると聞き買ってみました。

せっかく手元に3タイプのインクがそろいましたので

それぞれのインクを使用し字を書いてみた画像を掲載しました。

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ノーマルインクは万年筆用のインクです。

 

製図用と証券用の違いはよくわからないと思いますが

光にあてると「製図用」は反射します。

「証券用」はマットな感じです。

 

書いていても、製図用と証券用の違いはまだよくわかりません。

 

ちなみにPILOTさんのインクのページは↓

http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/ink/

 

製図用は「特殊用インキ(製図用烏口、付けペン、筆用)」

証券用は「特殊用インキ(付けペン 又は 筆用)」

と記載されています。

どちらもつけペンに使用できるようですね。

製図用は烏口に使えるようです。

 

製図用と証券用の書き味が違う等

気づく点がありましたら、また書きたいと思います。

「酷」という字の書き方

先日投稿した横書きの課題から

先生に添削された字を紹介します

 

先日投稿した横書きは↓

http://bimoji.hatenablog.com/entry/2014/02/09/023517

 

「酷」の字です。

偏とつくりは1対1じゃないそうです。

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「告」の字の四画目を長くするとバランスのとれる字のようです。

確かに左の酷より右の酷のほうが格好いいですね。

 

なんとなーく字を書いていると、だいたい添削されます。

やっぱり先生はすごい。

 

まだまだ添削された字があります。

また次回。

 

 

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