付けペン用のインクについて
ペン字では筆記具選びがとても大切です。
太い細いを表現したいときは、付けペンを使用しています。
たとえばこんな作品。
かな等の太い細いを表現したい作品は、付けペンを使います。
内容:山深み 春とも知らぬ 松の戸に たえだえかかる 雪の玉水
いつもPILOTさんの製図用インクを愛用しておりまして
そろそろインクが切れそうだな~と東急ハンズにいったときに
製図用ともなんにも書いていないインクが売っていたので、買ってみました。
(左端のインクです)
しかも製図用インクは通常500円(税別)。買ったインク(※写真の左端)は400円
安さにつられて買ったわけですね。何も考えず。
早速、使用してみたところ…にじんじゃいました。
よくよく説明を読んでみたら、「万年筆用」ってちゃんと書いてありました。
※たまたま、所属しているペン字の会指定の紙がにじむだけで、他の紙ならにじまない可能性もあります。
その後、私の尊敬するペン字の先輩が「証券用」を愛用されていると聞き買ってみました。
せっかく手元に3タイプのインクがそろいましたので
それぞれのインクを使用し字を書いてみた画像を掲載しました。
ノーマルインクは万年筆用のインクです。
製図用と証券用の違いはよくわからないと思いますが
光にあてると「製図用」は反射します。
「証券用」はマットな感じです。
書いていても、製図用と証券用の違いはまだよくわかりません。
ちなみにPILOTさんのインクのページは↓
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/ink/
製図用は「特殊用インキ(製図用烏口、付けペン、筆用)」
証券用は「特殊用インキ(付けペン 又は 筆用)」
と記載されています。
どちらもつけペンに使用できるようですね。
製図用は烏口に使えるようです。
製図用と証券用の書き味が違う等
気づく点がありましたら、また書きたいと思います。