風のきれいな書き方
「風」の綺麗な書き方を解説します。
風構えの書き方を最近先生に詳しく教わりました。
では早速。
2画目を右上がりに書いてから
上げた分だけ1画目より下げて書く所がポイントです!
中の「虫」は等間隔になるようにするとさらに綺麗になりますよ。
虫の上に付く「ノ」ですが、「一(いち)」を書くようにして
左から右に書くほうがバランスがとりやすいです。
小学校では「ノ」で習いますが、ペン字の世界では「一」で書きます。
※許容の形です。
許容の形については↓を参照にしてみて下さい。
「許容の形」ってなあに?| 書写の疑問、すべて解決!|教科書・副読本 | 光村図書出版
どうすればキレイな字が書けるのか
たまに「どうしたらきれいな字が書けますか?」と聞かれます。
私の答えとしては「暗記、練習、ゆっくり書く事」だと思っています。
以前まで私は、何も考えずにお手本をみて練習をしていました。
先生に「角度や長さ、位置」について教えられても
「バランスがよければいいんでしょ」と思って、覚えようとはしていませんでした。
最近になって、素直に先生の言う事を聞いてみたら
上達が早くなったと感じています。
先生は、角度を測るための自作の定規を持っています。
こんな感じの↓
細かいかもしれませんが、教える時に「だいたいこれくらい」ではなく
「ここの角度は90度です」と言ったほうが体的に伝わります。
法則を覚えて練習する。そしてゆっくり書く。というのが
上達の近道だと思います。
覚えてほうがいい法則を↓に掲載しました。
これで全部ではありませんので、今後少しずつ掲載していきます。
腹を立てずに字を立てる 綺麗な文字に見せる為のテクニック
先生によく言われます。
「腹を立てずに字を立てる」と。
「大」の字ですが、↓の画像のように書いてる人を良く見かけます。
決して間違いではないんですが、ちょっとしたコツで
美文字に見せることができます。
2画目を1画目とぶつかるところまで立てて下さい!
1画気をつけただけで、とても美しいバランスの字になりました。
「ハライ」を最初からハラおうとする為、バランスが崩れます。
ハライを立てるとバランスのいい字になりますよ!
どこまで立てて、どこからハラっているか参考にしてください。
大河ドラマ「花燃ゆ」の題字を臨書してみた
本屋に行ったときに、ぱっと目についたこの題字
「花燃ゆ」
ステキな字だなと思いました。
書いたのは英漢字書家の国重友美さん。
アルファベットと漢字を組み合わせた作品を得意とされています。
花という字にもFLOWERのアルファベットが隠されているらしいです。
自分でも書いてみたいと思って、早速書いてみました↓
書いてみて、すごく気持ちよかったです!
花のハネと燃のハライの部分が特に!
↓画像の矢印部分
花の草かんむりの書き順に悩みましたが、数字の順番で書いてみました。
かすれを出すために、ザラザラした半紙を選びました。
一画目は垂れるくらい墨をつけているのに、すぐかすれが出ているのが不思議です。
メリハリがあって凄いテクニックを感じる書でした。
ハネの角度について 綺麗な文字に見せる為のテクニック
「様、行、材、長、展…」等の漢字にある「ハネ」について。
どう書けば美しく見えるのか?
結論から言うと、ゆったりハネるといいです!
↓下の画像は良くない例
ハネに注目してください。
このハネの部分をゆったりハネると↓こうなります。
ゆったりとハネると、美しく優雅な文字に見えませんか?
ちなみに、速く書くとこのハネを表現するのは難しいので
ゆっくり、ゆったり、大回りするつもりで丁寧に書いてみてください。
文字がキレイに見えるテクニックの一つです。
「水」の書き方について
今日は水の書き方について解説します。
↓↓下の画像をご覧ください。
特に大切なのは、二画めと一画めはくっつけない事!
三画めと一画めはくっつける事!
この2点を意識するだけでも違うと思いますので、試してみてください。